我が家のインスタントラーメンは、子供の頃から「明星チャルメラ」でした。
なので、チャルメラには一方ならぬ思い入れがあって、この「ノンフライチャルメラ豚骨」も期待値高かったのです。
他のチャルメラシリーズが揚げ麺な中、こちらは名前の通りノンフライ麺。公式サイトから引用しますと、
硬め・極細・ストレート、「豚骨ラーメン」ならではの独特な粉っぽさを表現したバリカタ食感の豚骨専用麺
なのです。
けど、「独特な粉っぽさ」って褒めてるのかな? (^_^;) もっと適当な表現があったような気がしないでもない。
できあがりはこんな感じ。
博多・長浜風の白い極細麺! なかなか凄い再現度!
白濁豚骨スープはクセなくライトですが、ポークオイルの小袋が付いていて、これを入れると味・香りが一気に広がります。
チャルメラといえば別添の「木の実スパイス」で、それが現在は「秘伝の小袋」と呼ばれてるようですけど、このポークオイルってのもなかなかいい仕事してくれてます。
結論としては、とてもよくできた「渾身の一袋」!
とは思ったのですが、ちょっと違和感も‥‥。
これって、わざわざチャルメラブランドで発売しなくてもよかったのではないかなぁ~? まったくの新商品として、「専用ノンフライ麺のバリカタ豚骨」として勝負したほうがよかったんじゃなかろうか?
完成度が高いのは確かだけど、昔ながらのチャルメラが好きな層にマッチするかといったら、そうは思えないのです。むしろ、チャルメラ好きが求めるインスタントラーメン像とは真逆の位置にあって、まったくWin-Winになっていないのではないでしょうか?
(今回は持ちアゲませんねぇ~。‥‥ノンフライだけに?)
「チャルメラの茹で加減は柔らかめが好み」という個人的嗜好が色濃く反映された意見ではありますが、いちチャルメラファンとして言わせていただければ、「こんなのチャルメラじゃねー!」(©小島よしお)なのです。
チャルメラおじさんが泣いてるゼ! これがホントの「夜鳴きそば」。(って、なに上手いこと言おうとしてんの?)
ちなみに、そのチャルメラおじさん。明星食品公式サイトの「よくある質問」にQ&Aが載ってましたので、紹介させてください。
Q. ご質問
チャルメラおじさんのプロフィールを教えてください。A. 回答
「年齢不詳で住まいも明らかにしていない。ただひたすらラーメンを愛して、日々屋台をひいている人物」という設定です。
‥‥住所不定なんかーい! それじゃ「変なおじさん」じゃねッスか!(笑)
「そーです、私が変なおじさんです。♪あ、変なお~じさんだから変なお~じさん」
職質されぬことを願うばかり。(住所不明と住所不定は違うやろ!)
ちなみにちなみに、チャルメラおじさんといつも一緒にいる黒猫。実は、この猫には名前があって、その名も「チャルメラニャンコ」なのだそうです。
黒猫つながりでヤマト運輸とコラボしたら面白いのにね。パッケージをよーく見るとヤマトの黒猫と入れ替わってるとか、期間限定企画でどうでしょう? モンハンとキティちゃんのコラボみたいに、ノベルティーグッズで共演するとかでもいいね。
ちなみにちなみにち(あき)な(お)みに、ヤマト運輸のCMに出てくる黒猫の名前は「クロネコ」、メスの白猫の名前もそのまんま「シロネコ」だそう。そこらへんは、食品会社ではないせいか味気ないですね (ΦωΦ)
お話を戻しまして、ノンフライチャルメラ豚骨は、チャルメラらしくないとはいえ、本当によくできてます。博多ラーメン・長浜ラーメンがお好きであれば、一度とは言わずに二度三度、お試しいただければ♪♪
ごちそうさまでした。。。。
追記:猫の名前について
いろいろ調べてみますと、「チャルメラニャンコ」はどうも違う気がしてきました。以前、「脳波で耳が動く!チャルメラニャンコキャッププレゼント」というキャンペーンがあったようなのですが、これは「チャルメラ」の「ニャンコキャップ」で、それが「チャルメラニャンコ」の「キャップ」と勘違いされたのではないでしょうか。公式サイトには猫の名前は明記されていませんでした。
また、クロネコヤマトの猫は「そうらしい」という噂のレベルみたいです。Yahoo!知恵袋をはじめとするQ&Aサイトには情報があるのですが、根拠は明記されていませんでした。