引き続き「日清麺ニッポン」です。
前回は東京の八王子でしたが、今回は北へ飛んで札幌。
その名も、「濃厚札幌味噌ラーメン」。蓋に書かれた特徴は、
- コシのある中太縮れ麺
- 生姜、ガーリックの効いた濃厚な味噌スープ
- 北海道醸造味噌使用
となっております。ほほう。
ノンフライ麺だからか、4分戻しです。お湯を入れて待つことしばし。
ちゃんと中太の縮れ麺になってるし!! お湯を入れるだけでこれができちゃうなんて、ふしぎ!
ノンフライ麺、日清食品は麺達やラ王でずいぶんと技術を磨きあげてますよね。それがインスタントラーメンにとって良いことか悪いことかは別として、スゴいです。
ただ、蓋にちっちゃく書いてある説明がちょっと気になる。「生めん風 ノンフライ麺」‥‥ってナニ? 生じゃないんかい!
「ええ、生じゃないですよ。ノンフライの乾燥麺なので。でも、味も香りも食感も生みたいでしょ? だから生めん風。なにか問題でも?」
えー、冷静なご指摘をいただきました (^_^;)
しかし「風」って便利な言葉ですよね、なんにでも付けられますし。ラーメン店でもよくありますが、見るたび一人でツッコんでしまいます。
例えば、「手打ち風」‥‥打ってないんかい! なでたりさすったりしてんのかい!
他には、「手作り風」‥‥手で作っとらんのかい! なら足か? それはヤメてね♪
みたいな。
あと以前おどろいたのが、「みそ風サッポロラーメン」って看板(旧ブログの記事はこちら)。
「みそ風‥‥。もしかして、味噌みたいだけど味噌じゃないってこと? 麹で直接味付けとか? 何を、何を使ってるの?」
って、少し不安になりました (^_^;)
たぶん「風」の位置を間違った感じ? 正しくは「サッポロ風みそラーメン」か、または「サッポロみそラーメン風」ですよね。
それはさておき、濃厚札幌味噌ラーメンはスープもちゃんとしてます。ニンニクも効いてて、ほんといい感じ。「ひょっとして、そこらへんのお店よりもちゃんと味噌ラーメンしてるのでは?」くらいの出来。
カップ麺の写真って同じような絵面になりがちですが、ご当地ラーメンのアイコン的な特徴を結構ちゃんと表現できてる点もゴイスー!
日清麺ニッポン、なかなか面白いシリーズなのです。でも、パッケージやネーミングはイマイチというか、地味~な感じ。「外見から魅力が伝わりにくい問題」があるのではないか、と思っております風。フフふー(笑)。
ちなみに、日清食品のプレスリリースによりますと、今回食べたのは2016年バージョンみたい。2017年バージョンは「焦がしラード風」だそうです。
ごちそうさまでした。。。