お肉屋さんのコロッケが、大好きだ!
冒頭からキッパリ宣言しちゃいました。‥‥いかん、もうこれだけでヨダレが。早速、買いに行きましょう。
西大崎の「肉の広せ」こと「広せ精肉店」です。旧国道289号こと県道331号沿い。
(よろしく)哀愁あふれる、年季の入った店舗。けど、これも味のうち。
看板のロゴがいいですよね。ほんとはたぶん「広瀬」なんでしょうけど、ひらがなの「せ」がいい感じ。
ショーケースには、こんな飾りが。
レモンです。ザ・テレビジョンの表紙感、イカすぜ!
コロッケって、私が子供の頃は肉屋さんで買うのが主流だったような気がします。近所の肉屋さんにおつかいに行くこともよくありました。
ってもそんな頻繁に食べてたわけでもなく、ごちそうの部類でした。おつかいを頼まれると「今日はコロッケだ! わーい!」ってなりましたし、それがとんかつだった日には「なにかいいことあった?」てな感じでしたよ。
で、その肉屋さんのショーケースにもコロッケは並んでるわけですが、おつかいに行くとその場で揚げてくれたのです。
作業台の引き出しにパン粉が入ってて、そこに小判型の「コロッケの素」を投入。パン粉を付けて、油で揚げる。
揚げ油は、ラード。子供の頃はそうと知る由もなかったのですが、おじさんになった今では「ラードで揚げる」ことの重要性をしみじみ実感しております。最重要です。
ラードで揚げたコロッケは、甘いかほり。一口ほおばればアツアツ、カリジュワ、ホクホクで、後味に少し苦味?が残る‥‥。
そういうコロッケに出会える機会もお店も最近は少なくなってきましたが、三条には肉の広せがあるじゃないか!
まず、この「若草色の包み紙」がすばらしい! ‥‥この紙ってなんて名前なんでしょう? グリーンパーチ?
ときめきながら包みを開ければ、
「ふぞろいのコロッケたち」が登場! ふぞろいにも程がある! けど、これも味のうち。
ちゃんと経木にのってるとこも、すばらしい! 嗚呼これぞ肉屋のコロツケ、清く正しく美しい肉屋のコロツケの姿で有る!
肉の広せは、お店のおばあちゃんの接客も美しいのです。
「ちっとばか待ってれね、すぐ揚げるすけ」(標準語訳:ちょっとだけ待っててね、すぐ揚げるから)
「待たしてわ~りかったの~、一個オマケしといたっけの~」(標準語訳:待たせて悪かったねー、一個オマケしておいたから)
声に出して読みたい、清く正しい三条弁。子供の頃のおつかいを思い出す、一個オマケ。
おばあちゃん、ありがとう!
「肉の広せ保存委員会」を立ち上げたいくらいの気持ちです。長く続けていただきたいです。
ごちそうさまでした。。。。
お店の住所:三条市西大崎2丁目27-77
大盛り様、お疲れ様です。
コロッケかぁ(^o^)
肉屋の揚げたてコロッケは格別でしたねぇ。
カレーコロッケが好きだったなぁ。
そうそう、7〜8個くらい買うと1個オマケしてくれましたね。
夕飯のおかずで良く食べました。
キャベツの千切りを添えてとかっていう上品なやつじゃなくて、1枚の皿にまとめてドカって乗っていましたよ。
大皿に山盛りコロッケ!最高ですね。カレーコロッケも良いです!