2015年の冬にやっていた、すき家の「新 牛すき鍋定食」。
冬季の期間限定で、すでに終了しているメニューの記事ですが、あくまで「回顧録」的な意味合いとしてご理解いただけますとありがたいです。
以前記事にしたのはすき家燕三条店(ねぎ玉牛丼)でしたが、今回は東裏館店。正式な店名が「289号三条東裏館店」であることにビックリマン・チョコ。鉄人28号みたいで強そう。
鍋は、固形燃料で加熱しながらいただけるのでアッツアツ。野菜たっぷりで、1日に必要な野菜の約1/3が摂れる、という健康志向。
これに、ご飯と卵と福神漬が付いて、並盛り680円とは‥‥! ありがたくって涙がこぼれそうです。もちろん、ご飯は大盛りでお願いしましたが、プラス30円という良心的な設定にまた涙。
♪涙くんさよなら さよなら涙くん
「涙くんさよなら」は浜口庫之助の作詞作曲、歌うのは坂本九。
九ちゃんといえば「上を向いて歩こう」、つまり “Sukiyaki” 。牛すき鍋定食にピッタリです(‥‥それが言いたかっただけなのね♪)
思ってた以上にボリューミー、ご飯を食べつつうどんも食べられるという炭水化物祭り。
このうどんが好き。普段は蕎麦派なのですが、甘じょっぱいタレを吸った「すき焼きの中のうどん」は大好き。
すき焼きの中のうどんは、何でも受け入れてくれる、柔軟で懐の広い、大きな心の持ち主のよう。慈悲深い観音菩薩のような存在だと思いませんか?
愛の告白の台詞として「君はまるですき焼きの中のうどんのような人だ!」と言われたら、それは最大の褒め言葉。ワタシ、アナタニ、伝エテオキタイ!(何でカタコト?)
すき焼きの中のうどんのような人。‥‥流行るかな?(絶対に流行らない)
ちなみに、すき家の「すき」は農作業で使う「鋤」。その鋤(すき)を火をかけて魚や豆腐を焼いたので、ということから来ているようです。「すき焼き」の「すき」家という説もあるそうです。いずれにせよ、LOVEやLIKEじゃなかったんですね。
日本で牛肉を食べる習慣が定着したのは、幕末から。明治時代に入ると「牛鍋屋」が流行したそうな。
しかし、1923年の関東大震災で、関東の多くの牛鍋屋が被害を受け閉店。復興のために関西から多くの人がやってきて、まず肉を焼いてから割り下と野菜を入れる、関西風の「すき焼き」が伝わったんだそうです。
「すき焼き」って関西だったんですね(驚)。そう言えば、「関東風すき焼き」って言葉も耳にしますもんね、なるほど納得です。
また、今年の冬も期待しております(‥‥夏もまだ来ていないけど)。
ごちそうさまでした。。。。
お店の住所:三条市東裏館3丁目1-7
追記:すき家の店名の由来が公式サイトにありました。すき焼きの「すき」と「好き」をかけた、ということだそうです。LoveでもLikeでもあるやないかーい! 「鋤焼き」はすき焼きの由来で、すき家の由来と混同しておりました。すいません。