お肉屋さんの営むお食事処、「こやま」。
入口も二つあります。こちら、お肉屋さんの入口。向かって右側です。
2階を見上げますと、窓から「Fresh」がはみ出しております。よほど新鮮なんだと思います。
そして、こちら、向かって左側がお食事処の入口。
つまり、上手(かみて)が精肉店で、下手(しもて)が食堂です。「噛みて~肉!」と語呂合わせすると‥‥覚えにくいです。覚え肉い (^^ゞ
ずっと「洋風カツ丼」をいただいてみたいと思っておりましたが、何度かフラれて‥‥。今回ようやく、念願のイン!
ジャジャ~ン♪ ジスイズ洋風カツドーン! オブ大盛ーり! インこやまーーー!!
カツカレーじゃありやせんぜ旦那、長岡名物の「洋風カツ丼」ですぜ! (*^^*)
カレールーみたいに見えるのは、甘酸っぱいソースなのです。自分流に表現するなら「具なしハヤシライスのトンカツのせ」?!
洋風カツ丼のソースは、ケチャップ系とデミグラス系と、大きく二派に分かれるようですが、こやまのはケチャップ系。ツヤツヤテリテリですが、見た目より淡白なソースっす。
カメラを引いてみますと、こんな感じ。
スープでなく味噌汁付き、そこにシビれるあこがれるゥ!
ご飯の量は大盛りの割におしとやか。サラダが案外ポイント高かったです。肉屋のマカロニサラダ、アリです!
そして、主役のカツはさすがお肉屋さん! てか、肉屋のトンカツに間違いがあるはずもございません!!
お値段は800円プラス大盛り100円で、計900円。これを高いと思うか安いと思うか‥‥それはあなた次第!
と、期待通りだったのですが、あえて一言。
‥‥これ、カツ丼って呼んでもいいガー?(長岡弁) カツ丼のドンぶりは一体ど(ん)こへ行ったのか? (^^ゞ
そんな洋風カツ丼は、昭和6年創業の洋食レストラン「小松パーラー」の発祥とされております。
小松パーラーはご主人が亡くなって閉店しましたが、その味は現在も「レストランナカタ」や「洋食 松キッチン」などのお店に引き継がれています。ナカタのご主人は小松パーラーで働いていた方で、松キッチンのご主人はナカタでバイトしてた方なのだそうです。
長岡市内なら中華料理店や食堂などでも出してたりする洋風カツ丼。でも、長岡市外で見つけるのはなかなか難しいです。門外不出とか一子相伝とかの「鉄の掟」が存在するのかもです!(ないわ!)
新潟市にはタレカツ丼がありますし、新潟県のカツ丼文化はかなり個性的です。いずれ記事にしたいと思っております。
ごちそうさまでした。。。
お店の住所:長岡市関原町1-1035-1
Facebookページ:お肉とお食事の店 こやま