今回のVS(バーサス)シリーズは、前出の「うまか亭 燕店」と、「ほっともっと 廿六木店」の「のり弁(のり弁当)」対決です。
昔、両社はライバル関係で、店舗数からいけば新潟県内は「うまか亭」の方が多かったような印象でした。「♪うまか まかまか うまか亭」というTVCMの節を歌える新潟県人は多いと思います。
「ほっともっと 燕廿六木店」…まずもって「廿六木」が読めない(;’∀’) …気になると思いますので一応、補足しておきます。
燕市の「廿六木=とどろき」と読みますが、実際の住所は「東太田」です。住所としての「廿六木(とどろき)」は2012年 1月日に廃止されました。
ではでは、主題へ。
まずは、ほっともっとの「のり弁」。
私の中で最大のこだわり部分は、『のり弁の醤油・ソース・タルタルソース問題』。
ほっともっとの場合は、「だし醤油か、ソースか、どちらか選べる」のが高ポイントであり、私の中では好ポイントでもあります。
「大盛」の赤い丸いシールに親近感たるや。(^^;)
2023年現在では大幅リニューアルされていて、『ちくわ天』が長く大きくなっていますので、2022年1月版より見栄えが、かなりパワーアップされています。
白ご飯の上に、おかか昆布と海苔、その上に白身フライとちくわ天。脇を添えるのは、きんぴらと漬物。
私は「絶対的醤油派」でして、この上から掛けた醤油が、ナウシカの腐海のようにどんどん白飯の方へと浸透して浄化されていく様が大切なんです。
「王蟲の怒りを鎮めるためには、これしかないんです!」
一方、「うまか亭 燕店」は…
(まずは謝っておきます)すみません!「のり弁当」でなく「のり唐弁当」でした。(;^_^A
ただ、「のり唐弁当」と「のり弁当」の違いは、唐揚げがあるかないかの違いだけですので、脳内で唐揚げ映像を消去していただけますと助かります。
結果、ご飯の上に昆布の佃煮と海苔、その上に、コロッケ・ちくわ天、(鶏のから揚げは脳内消去でお願いします)。脇を添えるのは、きんぴらと漬物。ほっともっとのように海苔下に「おかか」が入っていないのは、小さいことですが旨味一つ分無いのは何気にマイナスポイントです。
メインのおかずが、コロッケと白身フライの違いは、結構好みがわかれるところですね。実は、ほっともっとの、『のり弁当ができるまで』という自社の追跡取材記事があり、白身フライに使う魚は『ホキ』というタラの仲間の魚のようです。
骨抜きは手作業のようですが、ミンチ状になった白身魚の映像はなかなか刺激的。(;^_^A この映像を見ちゃうと、コロッケで良いかなぁ~って気持ちになるような、ならないような。
そして、個人的に関心の高い『のり弁の醤油・ソース・タルタルソース問題』に関しましては、うまか亭は「ソース・オンリー」という潔さ。
白身フライでなく、コロッケなので「ソース一択!」なのだと思われますが、個人的にはコロッケに醤油も容認と申しますか、むしろ好みです。(;’∀’)
うまか亭はチェーン店でなく、店主がオーナーになるフランチャイズ店なので各店舗の独自色が強く、手作り感と申しますか、『母ちゃんオーラ』(と、今、名付けたい)がにじみ出てるのが凄いです。
そして、「うまか亭 燕店」の最大のポイントは、ペリカンのくちばしのような、この深型容器でしょう。
より深さがあることで、腐海の浄化が進むものと思われます。(それ! ずっと言ってる!)
結論としましては、ほっともっとの醤油1ポイントアップに対して、うまか亭の『母ちゃんオーラ』1+ペリカン容器1の合計2ポイントアップにより、うまか亭がwinnerでファイナルアンサー?
てか、うまか亭さんには頑張ってなんとか存続していただきたく、熱いエールを送りたいです。
ちなみに、『ほっともっと』と袂をわけた『ほっかほっか亭』は、新潟県内には店舗ありませんが存続しているようです。機会があれば「うまか亭 VS ほっかほっか亭」ダブル亭対決もやってみたいです。
ごちそうさまでした。。。。。
お店の住所(ほっともっと 廿六木店):燕市東太田2919
お店の住所(うまか亭 燕店):燕市仲町2-37-1(ネット上では燕市燕2981になってることが多いですが、住居表示実施前の住所と思われます)