さとう食堂、通称「さとしょく」。小池小学校の近所です。
大盛り研究所の「燕背脂ラーメンの巻」では食堂系背脂のカテゴリーに分類されていました(分類したの私だ、でしょ)。
地元の方からは、「オラ、ここんちのんがいっち好きられ!(標準語訳:私はここのお店のが一番好きだよ!)」という声をよく聞きます。俺調べ。
この日は「中華そば」をいただきました。
久しぶりのさとう食堂だったのですが、「‥‥ん?! なんか味が前と違う?」という感想。見た目は記憶の中のとそんなに変わってないのですが、味がなんか違うぅぅ~。
木の精でしょうか‥‥って、フェアリーか! ティンカー・ベルとかか! もとい、気のせいでしょうか?
それとも、ボウルボウル、つまり「たまたま」だったのかな?(球はボールじゃん? ボウルだとお椀じゃん?)
さとしょくの中華そばは、もっと優しい、薄め甘めのスープだったように思うのですが、この日のは醤油がとても尖ってて、濃い味に感じました。自分の口の調子といいますか、体調みたいなのもあるのでしょうし、どこか別のお店と勘違いしてるのかもですね。
平日のランチタイムは「ラーメン類の大盛り無料サービス」で、うれしいことに普通盛りと同じ価格です。素直に「大盛り」、いただきました。
ここで唐突に小芝居タイム! リーガル・サスペンス劇場、はっじま~るよ~!
「被告が大盛りを選んだのは不可抗力によるもので、このケースでは正当防衛が成立すると思われます! 誰の目から見ても無実は明らか。陪審員の皆様! いかが思われるでしょうか?」
主任弁護士の鋭い声が響く法廷内。
そして判決後。若手弁護士が裁判所前で待つ報道陣に向かって走り出す。「逆転勝訴」と書かれた例のアレを持って。
「無罪を固く信じ、応援してくださいました支援者の皆様方には、心より! 心より感謝申し上げます! う、う、うぅぅ~(嗚咽)」
業務上過食致死傷罪に問われた被告。「おまい、食いすぎてっから逮捕な!」という国家権力の横暴に立ち向かい、見事無罪を勝ち取ったのであった。
(エンドロールが流れて、暗転後)
「‥‥無料じゃなくても絶対に『盛ってた』けどな。ふふふ」(ΦωΦ) キラ~ン♪
ホラー映画とかで、犯人がニヤリと笑って終わるヤツやー! どんでん返しのヤツやー! 一発当てた場合のパート2制作に備えた感じのヤツやー!
これこそ後に言う「全米が震えた! 大盛り無料裁判」であった。リーガル・サスペンス劇場・完。
あ、ちなみに例のアレ。「判決等即報用手持幡」という名前だそうですよ。
ごちそうさまでした。。。
お店の住所:燕市杉名31-3