高野家のあるあたりは、なかなかのラーメン激戦区。
天山はすぐそこだし、向かいは幸楽苑見附店。お店の前の道路を東に行けば大昇、西に行けば中村屋。見附ラーメン街道な様相‥‥でもないですかね?
2018年8月にいただいたのは、こちら。
「ラーメン ヤサイ」です。近年は、ほぼこれ一択。
高野家は、店名のとおり横浜家系ラーメンのお店なのですが、このヤサイには二郎系の要素も入ってて、ハイブリッド。
海苔とほうれん草は横浜家系の要素ですし、キャベツともやしは二郎系の要素。ハイブリッド!
スープと麺は横浜家系なのですが、卓上にはニンニクと生姜と辛味がありますので(左上てか左奥の丸い容器に入ってます)、二郎っぽい味にカスタマイズすることも可能かも。ハイブリッド!
ほんとハイブリッドですよね。家系二郎、もしくは二郎家系?
って、さっきからハイブリッド、ハイブリッド言ってますけど、英語の「hybrid」の語源はラテン語の「hybrida」(ヒュブリダ)で、これはイノシシとブタをかけ合わせた雑種、つまりイノブタの意味なんだそうですよ。
てことはですよ? ラーメンヤサイのチャーシューはイノブタのお肉‥‥でなく、ブタでしょうね、当然ね。いいの、ブタで。い~のブタ! なんちて (∀`*)ゞ
新潟ではイノブタ肉ってあまり見ない気がしますけど、身近なハイブリッドのお肉としては合鴨(アイガモ)があります。
合鴨はマガモとアヒルの雑種で、マガモを飼いならして家畜化(家禽化)したのがアヒルなので、イノシシとブタとイノブタの関係と同じですね。
実は、現在流通している鴨肉って合鴨肉がほとんどなんだそうですよ。合鴨のほうが入手しやすいし(養殖できるので)、野生のカモより肉の臭みが少ない(餌をコントロールできるので)、というのが理由みたいです。
美味しいですよね、鴨南蛮とか。合鴨のトリビアを勉強すると、鴨肉への愛がもっと深まる。‥‥アイがもっと、アイガモっと(強引なオチ)。
ごちそうさまでした。。。
お店の住所:見附市市野坪町76-2