やぁ、少しご無沙汰してしまったかな。大盛り研究所・所長のユキヒラボじゃ(間があいてキャラを忘れてしまったので、今回から博士にしてみました)。
今回の研究テーマはこれじゃ!
新潟県外から燕三条に来た、ラーメン好きのお客さんを連れて行くならこのお店
略して、
なにね? 燕三条あたりで、うんめラーメン喰いてってかね? らったら、あそこどんげらろっか?(新潟弁)
じゃ! むしろ長くなってるが気にしてはいかん!
もくじ
まずは、燕三条ラーメン王国へ入国手続きじゃ。
上越新幹線で燕三条駅に着くと、かわいい?キャラクターたちがお出迎えしてくれるのじゃ。
彼らは、燕背脂ラーメンと三条カレーラーメンのイメージキャラクター、「燕三条ラーメン’s」じゃ。そうそう、三条カレーラーメンをご存じない方は、以前の研究「新潟五大ラーメン・三条カレーラーメンの巻」でおさらいしておくれ。
さて、燕三条ラーメン王国への入国手続じゃが‥‥。この二つのお店でパスポートを貰わねばな。
燕背脂ラーメンの元祖・杭州飯店
お店の住所:燕市西燕49-4
三条カレーラーメンの牽引店・大衆食堂 正広
お店の住所:三条市石上2-13-38
背脂ラーメン・カレーラーメンの代名詞的なお店じゃから、その意味でこの二つは外せんのじゃよ。
地元の人しか知らんようなお店はないか、とな?
「ワイは、そんなメジャーな店でなく、もっと地元の人しか知らんようなお店で背脂ラーメン・カレーラーメンとやらを食うてみたいんや!」
おお、関西からお越しのお客さまでしたか。遠くからようこそ。では、こちらのお店はいかがかな?
裏☆燕背脂ラーメン・花岡食堂
醤油ベースじゃが、塩背脂ラーメンとでも呼びたい一杯。麺も中太なタイプで、食堂系背脂ってやつじゃな。
お店の住所:燕市花見24-2
裏☆三条カレーラーメン・泉食堂
三条カレーラーメンは、大別するとカレールーをラーメンにかけた「かけタイプ」と、スープ自体がカレーになっている「スープタイプ」があるのじゃが、泉食堂はかけタイプじゃ。味噌ラーメンもうまいぞ。
お店の住所:三条市荒町1丁目2-8
もっとあっさりなラーメンがいい、じゃと?
ほうほう、濃ゆいのは苦手なお客さまかな。では、こちらはどうじゃ。
あっさり部門燕市代表・一品香
中華料理系のラーメンじゃ。ホワっとニンニクが効いておるからな、あっさりと言っては語弊があるかもじゃが、背脂ラーメン文化圏の燕市にあっては「あっさり」と言ってもよいのではないかとわしは思うのじゃ‥‥。
お店の住所:燕市佐渡847-6
あっさり部門三条市代表・大黒亭居島店
そうめんと? にゅうめんと? と見まごうばかりのあっさりさ。目をつぶってよく味わってもらいたい。きっと深い旨みが感じられるじゃろう。
昭和レトロなお店も味のうち。モルタル塗りの外壁は、当時はモダンでハイカラだったはずじゃ。
お店の住所:三条市居島2-26
三条のニューカマー・新店舗巡りはどうじゃ?
ふむ、以前行ったのとは違う、新しい店にお客さまを連れて行きたいじゃと? まかしとけ。
日の出の勢い・日の出製麺
「製麺」と名乗るだけあって、地元の小麦を使っているという自家製麺は一見の価値が、いや、一食の価値がある。麺を楽しむと言う意味で「つけめん」「まぜそば」が激しくお薦めじゃ。
2店舗目の「保内工場」も出来て、まさに日の出の勢いじゃな。居酒屋などを経営している会社じゃからか、接客やメニュー構成も見事じゃよ。
お店の住所:三条市興野3-20-1
味をリニューアル・獅子丸(注:閉店しました)
こちらは新店舗ではないんじゃが、メニューを整理して味もリニューアルしたんじゃ。現在は、白濁豚骨スープを基調にした、醤油・味噌の「こってり(背脂)」と「あっさり」で勝負しておる。リニューアル後の「こってり醤油」を食べたら驚いてしまったのじゃ。正直、以前よりずっと良くなったと思うぞ。
ちなみに、わしはリニューアル前の「塩タンメン・こってり」だったかな?が好きだったのじゃが、無くなってしもうたんじゃ(笑)。
ナイショじゃぞ、わしの本命☆オススメ店はここじゃ!
むむ、ラーメン通のお客さまじゃから本命を教えてくれ、とな? よかろう。
燕市のラーメンは、何故か本店より支店をお薦めしたいのじゃ。
大むら支店
燕背脂ラーメンの名店じゃ。住宅街の中にあるから探しだすのに苦労すると思うが、宝探しゲーム的・オリエンテーリング的に楽しむのもまた良し。ラーメン界の迷宮のラビリンスじゃ! どちらも同じ意味じゃ!
お店の住所:燕市秋葉町1丁目5-14
食堂まつや支店
「もやし中華」をご存知かな? 背脂中華にたっぷりのモヤシ炒めという組み合わせは、まさに「油に油を注ぐ」ってやつじゃ。大盛りにしちゃうと普通の人は後悔するかもしれんが、お母さんの細腕で作り上げられる凶暴なボリューミーメニュー・もやし中華をぜひ味わってみてほしい。
お店の住所:燕市仲町2879-4
お次は三条市のラーメンじゃが、わしが子供の頃から食べ慣れ親しんでいる味から推薦させてほしいのじゃ。
笹舟 栄店
わしの中のスタンダードであり、「ものさし」となっているお店。言い換えればベンチマークなわけじゃが、そうなったのは、子供の頃から一番多く食べている、というのが大きいと思うんじゃ。何だかんだ言っても、子供の頃から食べてるラーメンが一番じゃな。
お店の住所:三条市福島新田丁617-1
らあめん福楽 本店(現・らあめん福丸)
「ラーメンの作り方」は、常識というかセオリーが確立されてきて、定番の食材・商材を使えば誰でもある程度のレベルのものを作れてしまう時代だと思うんじゃが、このお店はそうではなくて、自己流を突き詰めた果てに到達した「俺のラーメン!」という感じがするんじゃ。そして、今でも日々理想を追い求めている姿勢を感じる。男の浪漫じゃ、浪漫飛行じゃ。♪道を究めることが何よりも大切だよ~、なのじゃ。
お店の住所:三条市須頃3-104
おすすめ店はもちろん他にもたくさんあるのじゃが、キリがないので今回の研究発表はここまでじゃ。また次回会える日を楽しみにしておるぞ。
ごちそうさまでした。。。。。じゃ。
博士、三条市内における5大ラーメン要素を持っている店を考えました。
背脂、カレーはもとより、新潟アッサリ系は当記事の大黒亭。
濃厚味噌は須頃のらーめん亭炎でナジでせうか。
残念ながら生姜醤油系の店が見当たりません。。。
福楽、もしくは笹舟をそれに充てるってのは無理くりですよね(^^;
コメントありがとうございます。あ、、、ありがたいのじゃ。(キャラ忘れてました)濃厚味噌は「らーめん 炎」で異議なし!生姜醤油系は、たしかに「笹舟」は要素持ってると思います。今はだいぶチャーシューが減っていますが、以前のたっぷりのチャーシューとか青島食堂の影響が少なからずあるように思います。あ、、、思うのじゃ。(^^ゞ
三条市石上在住ですが、カレーラーメンといえば「正広」ではなく、良く行くのは「はしもとや」ですね。
スパイシーっぽさや、溶ける寸前の肉っぽさなどで、自分の近所や仲間内では「はしもとや」のファンが多いです!(^_^;)
石上の「レストラン はしもとや」さん・・・実は唯一と言ってもいいくらい、三条で行ったことのないお店でした。教えて頂いてありがとうございます。近日中にはしもとやさんのカレーラーメン食べてみたいと思います♪ (^^)/
麺類はそれほどボリュームがある方ではないので、ガッツリ食べたい時は、「大盛り」&「ミニ丼」をお勧めします!
大盛り+ミニ丼ですね。えーっと、得意分野です~♪ 近々に訪問させていただきます。
泉食堂のスープタイプのカレーラーメンうまそうですね。カレーうどんもかけタイプよりもスープタイプのカレーうどんが好きです。
実は、新潟でカレーラーメンって、食べたことがありません。学生の時、燕の背脂ラーメン、岩室にあったときのこまどりの濃厚味噌ラーメン、三吉屋、中華のカトウのあっさりラーメン、長岡の生姜ラーメンはよく食べました。
ただ、カレーラーメンは、昔はそんなに知名度が無かったように感じます。
是非、初のカレーラーメンは、泉食堂で食べてみたいと思います。
関係ないことでちょっと、質問です。
新潟県の上越地方、中越地方、下越地方って、
わかるのですが、、、静岡県の西部地方、中部地方、東部地方と同じ分類だすが、、、新潟、県央地区って、分類がイマイチわかりません。
イメージは、弥彦村、旧岩室村、旧吉田町、旧分水町、三条市ぐらいの地域だと思いますが、、、下越と中越の地域が混ざっているイメージでよく分類がわかりません。
どのような歴史や地域性があるのでしょうか?
三条カレーラーメンは、「気がついたら、昔からメニューにある店が多いよねぇ~?」普通だと思っていた事が普通ではなかった!と言う感じで町おこしグルメに担ぎ出されたような所があります。
泉食堂は、スープタイプでなく、カレーを乗っけるタイプです。大黒亭がスープタイプですので、大黒亭が良いと思います。老舗、元祖に近いお店です。
上・中・下越は、南北に長細い新潟県を北から下越・中越・上越と分けていて、言葉(訛り)も違うくらい文化も違います。訛りで言うと下越は東北・山形っぽく、上越は富山・金沢っぽい印象です。中越が一番標準語に近いでしょうか?(とそれぞれに思ってることでしょう。)
北が上に描かれる地図の特性からしますと、上と下が逆に思えるのが子供の頃は不思議でした。「上京=東京を上」と言う発想からすれば、南の方が東京に近いので、上越は上越で良いのかなぁ~とその頃は渋々納得しておりました。(笑)個人的には、
中越の分け方は結構曖昧と思うのですが、私も県央地区(燕・三条・加茂・弥彦)と見附・長岡周辺を指すものと思ってましたが、新潟県の行政的な分け方はもっと広域で、北は田上町、南はなんと津南や湯沢、西は柏崎、東は魚沼までだそうです。大盛りユキヒロックの分け方は三条周辺は細かく市町村で分けていて、それ以外を中越としてまとめています。
追記:詳しい情報をいただきました。こちら↓のリンクになります。
上中下越の由来
https://bit.ly/2S9JUU8